インターネットで誹謗中書を受けた被害者の方がとり得る方法は、いくつかの方法が考えられます。
まずは、該当記事の削除請求です。
サイト管理者自身がウェブフォームを用意している場合もあり、比較的、簡単にできる場合もあります。
なお、該当記事の削除請求をするのではなく、google等の検索エンジンの検索結果を表示をさせないようにするという方法もあります。
次に、加害者に対する損害賠償請求という手段があります。
加害記事によって生じた損害を回復するためのものです。
ただし、多くの場合は、加害者が不明であり、請求するために加害者を特定する必要が出てきます。
そこで、発信者情報開示請求を行う必要があります。
ところが、発信者情報が保存されている期間は、現在のところあまり長くありません。
手続きに必要な時間を含めると、非常に時間的に厳しいものがあり、放置しておくと間もなく請求できなくなってしまいます。
そこで、加害者に対する損害賠償請求を考えておられる方は、可能な限り早く、弁護士に相談されることをお勧めします。
